パーソナルツール
現在の場所: ホーム 活動トピックス 「網脈絡膜変性フォーラム」を日本網膜色素変性症協会等と協同開催しました!

「網脈絡膜変性フォーラム」を日本網膜色素変性症協会等と協同開催しました!

2009年11月1日(日)第5回網脈絡膜変性フォーラムを開催しました。

去る11月1日(日)、千葉県浦安市の浦安市民プラザWave101にて、第5回網脈絡膜変性フォーラムを開催しました。(主催は当基金のほか、日本網膜色素変性症協会、第57回日本臨床視覚電気生理学会の計3団体)

第5回網脈絡膜変性フォーラム-写真1

このフォーラムは、国内の研究者による網膜色素変性症の専門研究会として発足し、治療法研究に取り組む先生方の交流・意見交換の場として、また、開催地の一般眼科医、マスコミへの広報を行ない網膜色素変性症への正しい理解、運動をPRする場として、毎年開催されています。

第5回網脈絡膜変性フォーラム-写真2

当基金も主催団体に加わった今回は、帝京大学医学部眼科学講座教授の溝田 淳(あつし)先生をオーガナイザーに、また講師として、順天堂大学大学院医学研究科眼科学准教授の藤巻 拓郎(ふじまき たくろう)先生、東京大学医科学研究所基礎医科学大部門再生基礎医科学寄付研究部門教授の渡辺 すみ子先生をお迎えしました。

第5回網脈絡膜変性フォーラム-写真3

藤巻先生からは、遺伝子治療や遺伝子診断の現状、これからの可能性と課題について、また渡辺先生からは、基礎研究、とくに血液学の立場から、視細胞再生のための研究の現状や、これからの取り組みについて、お話しいただきました。

藤巻先生は、網膜色素変性症の治療研究については、日本国内でもっとも歴史のある大学の一つである順天堂大学の第一線で活躍されている先生。また、渡辺先生は、文学部から工学部に進み、その後医学を志した異色の研究者。若手の優秀な人材を積極的に招いているこのフォーラムならではの顔触れとなりました。

講演後も、順天堂大学の村上 晶先生、宮崎大学の直井 信久先生など、当基金の顧問となっていただいている著名な先生方をはじめ、さまざまな先生方が質問に立ち、活発に意見を交わしてくださいました。

今回参加された先生方からは、基礎研究の話など、将来的に、網膜色素変性症をはじめ網膜疾患治療に結びつくことを予感させる新しい情報があった、との感想も聞かれ、このような取り組みが、少しずつ実を結んでいることを感じさせるフォーラムとなりました。

なお、今回は、研究者だけでなく患者をはじめとして一般の方々も多く傍聴してくださいました。

このフォーラムの主対象者は、主に眼科医等の医療従事者、とくに開催地域の医療従事者としていることから、患者や一般の方々にとっては難しい内容が多かったにもかかわらず、先生方の話に熱心に耳を傾け、講演後の質疑応答にも活発に参加しておられました。

 また、オーガナイザーや講演された先生方も、患者や一般の参加者に配慮してくださる場面が見られました。

これからも、治療法の確立に向け、当基金として、若い研究者・先生方に関心を持っていただくための努力をしてまいります。

第5回網脈絡膜変性フォーラム(専門医認定事業)
プログラム

日時:2009年11月1日(日) 9:50~12:10

場所:浦安市民プラザWave101(千葉県浦安市入船1ー4ー1ショッパーズプラザ4階)

主催:日本網膜色素変性症協会
   第57回日本臨床視覚電気生理学会
   特定非営利活動法人 網膜変性研究基金

オーガナイザー:帝京大学医学部眼科学講座 教授  溝田 淳

 9:50~ 9:55  主催者挨拶
             金澤 真理(日本網膜色素変性症協会会長)
 9:55~10:00  フォーラム開会の辞
             溝田 淳(帝京大学教授)
10:00~11:20  講演と討論(座長:溝田 淳)
10:00~10:40 「網膜色素変性症と遺伝子」
             藤巻 拓郎(順天堂大学)
10:40~11:20 「網膜細胞系譜の同定とその網膜再生への利用」 ~ 表面抗原を利用した血液学的アプローチ ~
             渡辺 すみ子(東京大学)
11:20~12:10 討論

〔参考資料〕フォーラム当日配布プログラム(PDF:705KB)