石橋達朗様・池田康博様より
石橋 達朗 (Tatsurou ISHIBASHI) 九州大学眼科 主任教授 / 池田 康博 (Yasuhiro Ikeda) 九州大学眼科 助教
我々、九州大学眼科は網膜変性疾患に対する遺伝子治療を研究しています。
日常診療において、患者さまからの新しい治療法開発への強い要望を肌で感じており、一日でも早く皆様へ遺伝子治療という治療法を提供したいと思いながらプロジェクトを進めています。
現在、臨床研究プロトコールが学内倫理委員会での最終審議段階となり、年内には厚生労働省へ審査をお願いできる状態になりそうです。
遺伝子治療は新しい未知の治療法であることから、今後のプロセスにおいて様々なハードルが予想されます。
従って、皆様からの強力な後押しなしに臨床応用の実現は難しいだろうと考えておりました。
今回、このような患者さま主体の基金ができたことは、我々研究者にとっては非常に心強いことだと感じています。
今後、皆様の強いお気持ちが治療法開発の原動力となることを期待するとともに、九州大学眼科も地道に研究を進めていきたいと思います。

