金澤真理様より
金澤 真理 (Mari KANAZAWA) 日本網膜色素変性症協会(JRPS) 会長
「皆さんのお力を少し分けてください!」
眼科の病というと、多くの人は、すぐに「白内障」「緑内障」といった病名を思いつくでしょう。
でも、「網膜色素変性症」という病名は聞き慣れないのではないでしょうか。
この病気は、網膜の病気で、いまのところ、進行を止めたり完治させるための治療法は見つかっていません。
私は20歳過ぎから徐々に見えなくなってきて、現在は、多少、光を認識できる程度にまで進行しています。
私だけでなく、普通に見えていたのに、この病に冒され、症状が進行する恐怖と不安を抱えて生活している人は少なくありません。
「自分や家族の顔を見たい」「子供に本を読んであげたい」。協会の会員や、同じ網膜の病気で視覚障害になった人たちと会うとき、私はこんな声をよく聞きます。
新しい研究がニュースになると、皆、関心をもって期待をふくらませます。
たしかにいまは、「治らない病気」ですが、患者はあきらめるわけにはいきません。
患者の思いを研究者に伝えてもらうためにも、そして網膜の病気のことを多くの人に知ってもらうためにも、NPO法人網膜変性研究基金に多くの賛同・協力が寄せられることを願っています。
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