三宅謙作様より
三宅謙作(Kensaku MIYAKE)社団法人日本眼科医会 会長
眼科学・医療は関連する診断法と治療法において、この数十年著しい進歩を遂げております。糖尿病性網膜症、緑内障、白内障等失明につながる疾患はこの恩恵を受け、治療予後は大きく改善されてきました。そんな中でこれらの進歩に取り残され、依然として難治な眼疾患の代表が網膜色素変性症等、網膜変性疾患です。私も眼科医の一人として、外来を訪れるこれらの疾患の患者さんに顔向けが出来ないというのが率直な気持ちなのです。
現在私は社団法人日本眼科医会会長を務めさせていただいております。この関係で、網膜色素変性の患者さん、学者、社会支援団体が三位一体で組織している日本網膜色素変性症協会の末席に連なっております。
この協会がこの度、本疾患の社会啓発と治療法開発のための研究基金を設立されました。大変重要な基金であり、私も眼科専門家として、同時に本疾患治療法開発を一歩でも進めるため、この基金が一日も早く有効な働きが出来るよう、主体的に応援したいと考えております。

